2008年12月02日

爛れてしまった角先

このまま時間を積み上げたり息を吹きかけていけば柔らかく湿った状態になるのだろうか。
一方的に降参するほど出来のよい妄想は膨れ上がっていかない。

その抜けきってしまった気だるい果てに存在するフヤけた軽蔑なものを待っている。
爛れた角先にびしょ濡れにこびり付いた埃を拭い去ろうとしたって、
いつもビショビショなようになって付着したままなのだから仕方ない。

こんなにも簡単に取れてしまうこともある時間は、ほんの数秒前までそうだった。
得体のしれない数秒前とは数字で示すことができない数秒だからブカブカなものからは程遠い。
健全でもあって無神経なブカブカなスペースで待っているのは、
やはり柔らかくもない一方的なそれっぽいものでしかない。

ふと気付くとなにもかも、どうでもいいことだって数秒の間にわかってしまうことだってあった。
偉いときを過ごしてしまったと勝手に勘違いして簡単に溺れていく。
大問題と理解して膨れ上がっていくものをただジッとして見ているのは偽善だと精神状態が答えている。
過ごしている間に大事なものなど寝ている間に忘れてしまい、融資の話を司ることなんて程遠いところまで
吹き飛ばされてしまったような気分だ。

その広告は腕に瞬く間に絡みつくような勢いで借りれる夢をつなぐストーリーが記載されている。
宛が違うのではないかと溜息をつきながら再び寝ようとする。

大きそうで小さい窓から害虫が飛び込んできたのも、そんな勢いを感じた時だった。
フルスピードで機嫌の悪い溜息をつきながら、その害虫を叩こうとしても届こうとしなかった。

銀行からの健全な融資や借りれるとか借りれないとか預貯金はありますかなどは、
どうでもいいことであって、その目的が何なのか明確なものへの応対というかそういうものが
一番大切なのではないだろうかと思いついたりもした昼過ぎ、
ある程度の借りれそうだという結論があったとしても銀行次第なのはいうまでもない。
銀行融資を頼む前にたくさんの不幸を叩かないといけないのではないだろうかと考え込むことがあったとしても、
知らない間に結果がでていることも多い。



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Posted by senndaidai at 05:10 │ダイアリー

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